殷綺妤 / Kayo Yin (UC Berkeley)
[Webサイト]Kayo Yin is a third-year PhD student at UC Berkeley advised by Jacob Steinhardt and Dan Klein. She works on natural language processing for signed languages, and interpretability of LLMs. Her research has been recognized by an ACL Best Resource Paper award, an EMNLP Best Paper Honorable Mention award, an ACL Best Theme Paper award, a Siebel Scholarship, a Future of Life PhD fellowship, and the Thomas Clarkson medal.
概要
多くの聴覚障害者にとって、手話は主要なコミュニケーション手段です。手話は自然言語の基本的な言語特性をすべて備えているため、そのモデリングには自然言語処理(NLP)のツールと理論が重要であると考えています。しかし、現存する手話処理の研究では、手話の言語構造を十分に探求し活用することはほとんどありません。本トークでは、私がNLP研究者として手話を研究する理由、手話研究のベストプラクティス、そして今日の手話処理における課題についてお話しします。さらに、手話にNLPを拡張するための最近の二つのプロジェクトを簡単に紹介します。一つ目は、アメリカ手話の"communicative efficiency"を分析するプロジェクト、二つ目は、AIを用いて聴覚障害者の学生にSTEM教育をよりアクセスしやすくするためのプロジェクトです。
※トークは日本語です。
[動画] [スライド] [論文1] (ACL 2021) [論文2] (ACL 2024) [論文3] (EMNLP 2024)