ロボットの動作学習の研究の進展と言語を利用した制御・学習に対する展望

2023/11/15 (Wed) 12:00 (JST)

中村泰 / Yutaka Nakamura (理化学研究所)

[Webサイト]

奈良先端科学技術大学院大学にて、ロボットの歩行動作の強化学習に関する研究を行い、2004年同大学博士後期課程修了。同大研究員を経て、2006年より大阪大学 (石黒研究室) においてロボットの動作学習やヒューマンロボットインタラクションの研究などに従事。2020年8月より理化学研究所ガーディアンロボットプロジェクト動作学習研究チームにチームリーダーとして勤務。

概要

ロボットが動作を自律的に学習する仕組みとして、ロボット自身が環境内で試行錯誤することによって方策を学習する強化学習が研究されてきました。近年、自然言語を用いたロボットへの指示や大規模言語モデルを用いた動作計画など、従来のロボティクスの枠組みからの拡がりを見せています。ロボットの動作学習の研究についての概観を述べたうえで、今後の展開について議論します。基本的に IJCNLP-AACL 2023 のチュートリアルで発表した Language and Robotics で紹介したものです。

※トークは日本語です。

[動画] [スライド] [チュートリアル] (IJCNLP-AACL 2023)

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