概要
言語学習のための文法誤り訂正では、訂正性能だけでなく訂正結果の解釈性も重要になると考えられます。訂正結果のみを提示する場合、言語学習者が結果を理解できず、訂正結果を反映すべきか否かの判断ができなくなるなどの問題が生じることがあります。 しかしながら、既存の文法誤り訂正の研究において解釈性はほとんど焦点が当てられてきませんでした。そこで本研究では、言語学習における解釈性の重要性を説くとともに文法誤り訂正における解釈性向上に取り組んだ研究を促進するため、事例ベースの文法誤り訂正を提案しました。提案手法の解釈性が言語学習者に役立ちそうということを示したので今回の発表でご紹介したいと思います!
※トークは日本語です。