Ordinal Classification/Quantificationというタスクに適した評価指標…にまつわる裏話

2022/04/20 (Wed) 12:00 (JST)

酒井哲也 / Tetsuya Sakai (早稲田大学)

[Webサイト]

約20年の企業経験 (最後に務めた会社はMicrosoft Research Asia) を経て2013年により早稲田大学基幹理工学部情報理工学科教員に。Naver Corporation研究統括顧問、NII客員教授。ACM distinguished member。専門は情報検索。

概要

nクラス分類タスクのうち、クラス間に順序関係があるものがOC (ordinal classification) タスクです。例えば、N個のツイートをhighly negative, negative, neutral, positive, highly positiveに振り分けて各ツイートが正しく分類されているか混同行列を見て評価する場合です。一方、OQ (ordinal quantification) は、N個のツイートをやはり上記のようなクラスに分類しますが、個々のツイートがどのクラスに分類されているかは問題にせず、クラス上の分布のみを問題にします。例えば、あるトピックに関するツイートの何%がpositiveであるかなどを推定する場合です。OCとOQにはクラスの順序関係を考慮した評価指標が必要ですが、今回はこれにまつわるテクニカルな内容よりも、研究者としての裏話を中心にお話したいと思います。

※トークは日本語です。

[動画] [論文] (ACL 2021) [関連スライド1] [関連スライド2]

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