言語ステガノグラフィ

📅 2025/12/17 (Wed) 12:00–13:00 (JST)

@ online

🗣️ 村脇有吾 / Yugo Murawaki(京都大学)

2011年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了、博士(情報学)。同年京都大学学術情報メディアセンター特定助教、2013年九州大学大学院システム情報科学研究院助教、2016年京都大学大学院情報学研究科助教、2020年同講師、2023年同准教授、現在にいたる。テキスト解析および計算言語学に関する研究に従事。言語処理学会、 情報処理学会各会員。
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📝 言語ステガノグラフィ

概要:言語ステガノグラフィは、見た目は何の変哲もないテキスト(ステゴテキスト)に秘密のメッセージを埋め込む技術です。言語ステガノグラフィは長年一部の愛好家の遊びにとどまっていましたが、LLMの利用により、ステゴテキストの自然さと埋め込み容量の双方が大きく向上しました。たとえば、誰かを称賛しているように見えるテキストが、実際にはその人物への批判を埋め込んでいる、といったことが可能になります。しかし、論文が量産される一方で、手軽に使えるソフトウェアは一向に登場しません。本トークでは、言語ステガノグラフィの基本を紹介したのち、実用化を阻む諸問題を検討し、将来展望を述べます。
[論文1] (EMNLP 2025) [論文2] (AACL 2022) [論文2] (NAACL 2021)

※トークは日本語です。

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