東京大学先端科学技術研究センター教授。1997年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了、博士(工学)。工業技術院電子技術総合研究所、東京大学大学院情報学環講師を経て、2005年より東京大学大学院情報理工学系研究科准教授、2012年九州大学システム情報科学研究院教授を経て、2016年より現職。自然言語や記号系に普遍に内在する数理構造に興味を持つ。
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概要:さまざまな複雑系の系列において、長相関が成り立つことが知られるが、自然言語の系列におけるその態様は、近年まで明らかにされてはこなかった。本講演では、単語の系列に内在する長相関について述べ、それが、文や文列の構造の性質に関係し得る可能性を指摘する。また、マルコフから深層学習へと変化してきた言語モデルが、同性質をどのように再現するかを示、近年の言語技術の前線を考察する。
[書籍1] [書籍2]
※トークは日本語です。
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